アウトドアウェアといっても、その種類はさまざま。タイツとズボン、どちらとしても着ることができる衣類があるってご存知ですか?
なかなかイメージできないかもしれませんが、これがめちゃくちゃ便利な一着なんです。
一枚でも履けるゆったりタイツ

山と道「Light Alpha Tights」7,700円(税込)
それが、「Light Alpha Tights」。
アウトドアブランドである山と道から販売されている、とっても多機能なウェアです。

タイツという名前が付いていますがかなりゆったりとした着心地で、シルエットはスウェットパンツに近い印象。
ズボンとして単体で履いても違和感のないデザインです。

生地にはポーラテック・アルファダイレクトというハイテク素材が使われており、光にかざしてみるとこんなにスケスケ!
抜群の通気性と速乾性が備わっているので、単体で履いたり短パンと重ね着をすれば、登山やジョギングなどの運動中にヒートアップを防いでくれる機能的な行動着として着ることができます。

また、休憩時や屋内などの風がない場所では適度な保温力も発揮してくれるのでキャンプやテント泊登山のリラックスウェアとしても重宝しています。
インナーやミドルとしても

もうひとつの着用方法はLight Alpha Tightsの上に防風性のあるロングパンツを重ねるコーデ。
風さえシャットアウトすれば、長い毛足があたたかい空気をしっかりキープ。
春や秋の登山ではパンツのインナーとして、冬山登山では中厚手タイツの上に重ねるミドルウェアとしても活用しています。
軽くてもしっかりあたたかい

重量は約100gほどしかなく、なんとiPhone15 Pro Maxの半分以下。
軽いと言われるダウンパンツでさえ250〜300g程度はあるので、保温力の違いはあれど、この軽さは驚異的です。

長い毛足があたたかい空気をしっかりキープ
メーカーの調査によると、ダウンには劣るもののウールよりも高い保温力があるのだとか。
実際にテント泊登山で使用してみたところ、スリーシーズン用のロングパンツを重ねれば、7℃程度までは寒さを感じずに過ごすことができました。
個人差はあると思いますが春から秋にかけての低山での防寒着としては十分活用できる印象です。これだけ軽いと、保険として旅行や登山に持っていくのもアリですね。
細かな作り込みはさすが

裾にはほつれを防ぎつつ足首にぴったりフィットするニットバインダーが使われており、行動中のずり上がりも軽減。

ウエストには圧迫感の少ない平ゴムを使用し、履くときに前後ろがわかりやすいよう、前面には「山と道」のタグがついていました。
細かな作り込みはさすがアウトドアメーカー。

カラーは、今回紹介したブラックの他にライトグレー・グレイシャーホワイトの3色。
サイズはS・M・L・XLの4種類です。
これからアウトドアウェアを揃える予定の方も、汎用性の高いこの一着は要チェックですよ。
THE NORTH FACE PURPLE LABELの「ワイドツイルパンツ」は、シルエットも履き心地も抜群の一着!
モンベルの「スーパーメリノウールタイツ」はチクチクしないのに、ずっとあたたかい〜。





